困るのが分かっていて何故カードローンを多重に利用してしまうか

私は借金には慎重な方で今はやりのカードローンも利用していません。しかしこういった金融商品には関心が有り、私が考えるとカードローンなどは多数借りてしまうと返済が多重になって苦しくなるのは目に見えています。しかし、インターネットを見ていると多重債務に陥て自己破産してしまうような事例を良く見かけます。少し考えれば危険性が分かりそうなものなのに、なぜ多重にカードローンを利用するような事態になってしまうのでしょうか。

1件目の返済に行き詰ると安易に2件目を借りてしまうためです

あなたは借金に慎重だと言っていますが、世の中そう言う人だけではありません。借金すると言うことに殆どためらいを持たない人もいるのです。あなたのような性格の場合カードローンも一生縁がないかもしれませんが、上手に利用して豊かな生活を送っている人もいます。しかし中にはあまり返済について検討しないままに借りてしまっている人もいるのです。

このような人の場合、通常は返済に問題が無かったとしても、場合によっては返済に行き詰ってしまう人もいます。そうなっても多くの人は何とかやりくりして乗り切るのが普通なのですが、人によっては新たな借り入れをしてそれを返済に回すという人もいます。こういう人はその場をとにかく乗り切ればよいと考えてしまい、先々の返済を深く考えない傾向が有ります。しかし翌月になると今度は返済が2件になり、さらに苦しくなってしまいます。

こうして2件目に手を付けてしまうと、月の返済額が増えますから、返済に行き詰る確率は更に高くなってしまいます。その結果、3件目4件目と安易に借りることになり、借りられるうちは凌げますが、そのうちに総量規制に掛ってしまい、それ以上の借り入れが出来なくなってしまいます。そうなってしまうと、お金の調達ができなくなり今度は本当に行き詰ってしまい自己破産してしまう事になる訳です。どうしようもない状態を先に延ばしていると言って良いかもしれません。

あなたには確かに理解できないかもしれませんが、当事者としてはそれでも必死になって問題を回避しているつもりなのです。はっきり言えば徐々にアリ地獄にはまっているのと同じなのですが、本人には分からないのです。人間と言うものはどうしても安易な考えを持ってしまうものですから、そういった人たちを責めるのも酷なのかもしれませんが、もうすこし客観的な視点が持てる様になるまでお金を借りてはいけないのかもしれませんね。

さてこのケースの場合何処が悪かったのでしょうか、色々と意見が有ると思いますし、あなたに言わせれば借金自体が悪いと言いそうですが、借金と言うものは何かを行うには必要な物とも言えます。問題だったのは安易に借金を借金で返そうとしたことではないでしょうか。本来であれば1件目の借入についてしっかり返済計画さえ立てていれば2件目を借金してまで返済しなくても良かったはずです。借金をする場合にはそういう点に注意して行ってほしいものです。

多重債務から脱却するにはおまとめローンがおすすめ

キャッシングやカードローンは、比較的誰でも利用することができて、使い道が自由な上に不動産や保証人などの担保提供をする必要もありません。また、返済方式も通常の分割払いとは違い、利用限度額の範囲内で毎月約定通りの返済をしていれば、特別な手続きや手数料などを支払わずに、追加借入や返済が自由にできるというものになっています。そのため、多くの人がキャッシングなどを利用していますが、繰り上げ返済をする人というのはかなり限られており、実際には限度額いっぱいまで追加借り入れをする人の割合のほうが圧倒的です。しかし、限度額まで借入をすると、その業者からはもう融資を受けることができません。このような場合、さらに他の業者から借り入れをするという人も多くなっています。

一見、気軽に借り入れをすることができて便利ではありますが、このように安易な使い方をしていると、当然複数の業者に対して毎月返済をしていかなければならなくなります。振込手数料や返済の管理も負担になってきて、この状態で支払いを諦めて多重債務者として破産してしまう人も少なくありません。

しかし、実はこの状態から抜ける方法は他にもあります。それがおまとめローンで、主に銀行や大手の消費者金融などが提供しています。これは、利用目的は返済に限られますが、複数の業者からの借入金額分を一箇所から借り入れて、他社に完済するというものです。当然、おまとめを申込んだところには毎月返済をしていかなければなりませんが、これまで複数の業者に支払っていたものが一箇所だけになりますので、手数料や手間が大幅にカットできます。また、高額の利用になりますので金利も低く、これまでの返済で完済するよりも、トータルの利息の支払額はかなり安くなります。債務整理をして、ブラックリストに載りたくないという人には特におすすめの方法です。金利は金融機関によって異なってきますので、いくつか比較検討しましょう。

【参照サイト】
審査のゆるいカードローン

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